クリエイティブな意見を交わすモハメッド・カゼム氏とロールス・ロイスの才能あふれる職人たち クリエイティブな意見を交わすモハメッド・カゼム氏とロールス・ロイスの才能あふれる職人たち クリエイティブな意見を交わすモハメッド・カゼム氏とロールス・ロイスの才能あふれる職人たち クリエイティブな意見を交わすモハメッド・カゼム氏とロールス・ロイスの才能あふれる職人たち

心を刺激する

アラブ首長国連邦の有名アーティスト、モハメッド・カゼム氏は、グッドウッドのホーム・オブ・ロールス・ロイスを訪れた際、弊社の熟練した職人たちを知るために時間を費やしました。それは、双方が共有する豊かなインスピレーションを提供したクリエーティブな精神とアイデアの出逢いでした。

創造的な思考を共有するロールス・ロイスの才能あるデザイナー2名

アイデアの起源

アートとロールス・ロイス・モーター・カーズの間には本質的なつながりがあります。真のアートは、創造の自由、強力なビジョン、そしてそのビジョンを現実にするためへの自己表現への集中力を象徴します。

ロールス・ロイスの職人とアーティストも、正に、この精神を持っています。彫刻、絵画、あるいはビスポークの車であれ、これらの媒体のどれもが、それ自身よりずっと偉大な意味と存在感を持っています。

この2つの世界が出逢ったとき、本物のインスピレーションがもたらされることがあります。コンセプチュアルおよびインターディシプリナリー・アーティストのモハメッド・カゼム氏がグッドウッドのロールス・ロイス本社を訪れた時、彼はあるアイデアの種を持ってきました。

カゼム氏の作品「Directions Series」は、人、場所、物の地理座標を統合しています。彼はこれらをさまざまな方法で使用して、変化する世界の状況を反映しています。これらのデータポイントは、彼がロールス・ロイスのアートプログラムのために作成した彫刻の背景にあるインスピレーションです。

カゼム氏はグッドウッドで自身の作品とロールス・ロイスの職人の作品の間に見た類似点にインスピレーションを得ました。そして、カゼム氏の現代的な芸術的ビジョンと興味深い「Directions Series」は、ロールス・ロイスのビスポーク・デザイナー、マイケル・ブライデンとビクター・ブラウンを、極めて特別な車を創り出すことに駆り立てました。

モハメッド・カゼム氏は一体感のある作品を生み出すために、テクノロジーと伝統的習慣を組み合わせることで有名です。作品は、旅の途中で彼が遭遇した社会的、政治的、また自然の環境に影響を受けています。

「グッドウッドで職人たちに会い、彼らが仕事の仕方、また素材を触り、使う方法とその動きを見ることは私にとってとても重要でした」と、彼は言います。

「この卓越したグローバル拠点で車を創るために、異なる職業、文化、アイデア、社会集団からこれらの個人が一体となるという考えに魅了されました。私はこの車を、これらのアイデア、技能、クリエーティブなスキルの合流点として見ました。」

カゼム氏はGPSを使い、なんと5,000にもおよぶ各従業員の家の位置の座標を緻密に示しました。これらのデータポイントは一緒に溶かされ、ステンレススチール製の抽象的な彫刻が形作られました。これはロールス・ロイスの車の創造に関わったクリエイティブな才能の集まりを表します。

「私の作品は、その場所、環境、そして雰囲気の要素を捉えています」と、彼は言います。「私はその場所に関係し、私が集めたさまざまな座標に複雑な意味をもたらす何かを創っているのです。」

ロールス・ロイスの才能ある職人2名が創造的な思考を共有

表現への欲求

カゼム氏がホーム・オブ・ロールス・ロイスで多くの職人たちにインスピレーションを得たように、彼も職人たちにひらめきを与えました。ビスポークのWRAITHは、これと同じ基本的概念から生まれています。ひとつの芸術作品が、別の作品にインスピレーションを与えているのです。マイケル・ブライデン率いるビスポーク デザイン・チームは、カゼム氏の作品に大きな創造的機会を見出しました。「私たちは特に、モハメッドの『Direction Series』の感触に魅了されました」と、ブライデンは言います。「私たちは、その現代的な本質と印象的な色使いをこの車に具体化したかったのです。」

こうして、ロールス・ロイスのビスポーク・デザイン・チームとアーティストの双方が表現に対するお互いのアイデアと欲求に刺激を受けました。

ブライデンとそのチームは、ビスポークのWRAITHにカゼム氏の作品を反映させようと模索をしています。「私たちは彼の芸術作品にインスピレーションを得て、車全体に座標を使うクリエーティブな方法を探しています。特に、ビスポーク スターライト・ヘッドライナーに」と、ブライデンは語っています。

ロールス・ロイスのコバルト・ブルーのレザー
ロールス・ロイスの才能あるデザイナー2名が創造的な思考とデザインを共有中
ロールス・ロイスの黒仕上げのレザー

このクリエーティブなプロセスは、双方にとってユニークな体験だと判明しました。カゼム氏は、職人が仕事をするところを見たり、ロールス・ロイスが使う、さまざまなビスポークの材料を見たり、触ったり、それらに関わったりできることの喜びを挙げています。

「彼らが私の「Directions Series」のテーマ、色、構成などを研究し、そしてそれを彼らの車に吹き込むことができる様子を見るのは興味深かったです。彼らは好きなように想像する自由があったけれど、スターライト・ヘッドライナーが光とシンメトリーを使うといった、一定の側面がコンセプトをうまく捉える方法は、彫刻にも関連性があります。」

「一旦、ビスポークのロールス・ロイスを創り始めると、それはほぼ車の概念を超えるものです」と、ブライデンは言います。「それは、デザイン スタジオで生まれ、その後、レザー・ショップ、ペイント・ショップ、ウッド・ショップと苦労を経ていく創造です。通過していく各職人の手が、核心的な創造的コンセプトを正確に反映します。」

「座標のアイデアが、真に特別な車を創造しました。すべての繊細さ、すべての細かなディテールは、私たちの緊密なコラボレーションから生まれ、それは双方の作品が展示されれば容易にわかります。一つ一つのディテールにストーリーがあります。」

右はロールス・ロイスの高級織に使われている糸。右はダーク・ブラウンの織り

その作品にはオーラがある

「私はテクノロジーともっと伝統的な手作業の方法を使います」と、カゼム氏は言います。「彫刻はスイスのSitterwerkで創られました。ここで私は、プロダクション・コーディネーターのマルク・クレチェク氏とコラボレートし、高度技術を使いました。このプロセスには2、3の部分があります。テクノロジーと手作りの技巧の融合には美しさがあります。ロールス・ロイスが仕事をする方法に大変似ています。」

ブライデンが続けます。「ロールス・ロイスには、特にスターライトヘッドライナーをはじめとする手仕事の技術とテクノロジーの独特な組み合わせがあります。それが類いまれなディテールをもたらしています。モハメッドは正しいです。現代と伝統的な創造的スキルの組み合わせは、疑いなく私たちに共通するものです。」

究極的には、車と彫刻、あるいはアーティストの作品と職人の仕事に区別はありません。どちらも一緒に見せられると、一つのコンセプトを形づくります。クリエイティブな精神のコラボレーションを通じてのみ可能なコンセプトです。

「私たちのビスポーク・スキルで、皆さんはアートを創ることができます」と、ブライデンは言います。「車と彫刻を一緒に見ると、モハメッドのコンセプトが容易に明らかとなります。」

「この作品にはオーラがあります」と、カゼム氏が述べます。「意味の無限性を創るために方向が一体となるのです。」

クリエイティブな意見を交わすモハメッド・カゼム氏とロールス・ロイスの才能あふれる職人たち

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限界を覆すアーティストとのコラボレーションを通じて創造力を育む先進的なビジョン。

ミューズ:ロールス・ロイスのアート・プログラム

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ロールス・ロイスをデザインすることは、常識を超えた体験です。その仕上がりと同様に、制作の過程も重要です。インスピレーションがあふれ、コラボレーションが開花するクリエイティブな空間、ロールス・ロイス プライベート・オフィスに足を踏み入れると、貴方の創造力は解き放たれます。

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ロールス・ロイスは、アーティストたちがプロジェクトを実現し、アイデアを探求し、新しいオーディエンスをエンゲージすることのできるキュレーター・コミッションを通じ、国際的に評判のあるアーティストたちを支持します。

キュレーター・コミッション

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